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ボディビル大会・大会用語



ボディビルの団体

現在国内にあるボディビル団体は、

(1)社団法人 日本ボディビル連盟(JBBF) = Japan BodyBuilding Federation
加盟ジム、登録選手共、日本最大のボディビル競技の運営組織。

(2)NPO法人 日本ボディビルディング連盟(NBBF) = Nippon BodyBuilding Federation

(3)日本フィジーク委員会(JPC) = Japan Physique Committee

(4)NPO法人USBBジャパン

(5)一般社団法人NPCJ

(6)学生ボディビル連盟(正式には「学生ボディビル連盟・学生パワーリフティング連盟」)。

の6つです。

それぞれの団体が独自に大会を行っており、他の団体の大会へ出場することは禁止されています。ただJPCだけは特別制限はないものの、現状では同一の選手がいくつもの団体の大会に出場することは事実上不可能となっています。

ボディビル界におけるJBBFの存在はかなり大きく、一般的に「ミスター日本優勝」と言えばJBBFの大会で優勝した選手のことを指す場合が大半です。

マスターズ

40歳以上の部門のことで、ボディビルの大会には年齢別の部門があります。地方大会など、参加者が少ない場合、40歳以上の選手を全てマスターズに含める場合もありますが、全日本などの大会になると、マスターズ40(40 - 49歳)、マスターズ50(50 - 59歳)、同様にマスターズ60、70と、10歳ごとの部門に分かれて大会が開催されます。

ジュニア

JBBFの、その年度の日本ジュニアの出場資格には「今年度12月31日現在16才以上23才以下の者。 年令証明書のコピーを貼付すること。」となっています。

年齢別の部門があるのは、マスターズ(40歳以上)と、ジュニア(23歳以下)だけで、その間の24歳から39歳までは年齢別の部門はありません。その年代の選手は、年齢無差別で行われる大会のみが出場対象となります。

年齢無差別で行われる大会は、例えば広島であれば「広島県一般」あるいは「広島県総合」などと表記されているか、あるいは単に「広島県男子」と表記されます。

新人

初めてボディビルの大会に出場する選手です。新人戦の部門は「○○県新人」や「ルーキーズ」と表記されます。JPCの場合は「ノービス」の部門が新人戦に当たります。

JPCの場合は、新人戦の出場資格は「初めて大会に出場する選手」に加えて「過去に新人として出場した経験があっても、その時の結果が4位以下であった選手」も含まれます。

キレがある

筋肉の境目のラインがくっきりと出ている状態をいいます。「キレてる」は、会場内でよく聞かれる応援の掛け声です。

ブロック大会

西日本大会や関西大会など、複数の県を対象にした大会です。県大会の一段上に位置します。

予選・プレジャッジ

予選とプレジャッジは同じ意味となります。

予選の最初の役割は、決勝進出者(予選通過者・入賞確定者とも言います)を選ぶことです。例えば出場選手が20人で6人が入賞者(6位までが表彰される)という大会があった場合、その上位6人を選ぶ審査が予選の第一段階となります。

選ばれた6人は入賞が確定した人たちです。その後に、この6人に1位から6位の順位がつけられます。この順位付けは、予選と決勝でそれぞれ行われ、両方の合計で最後の確定順位が決定されます。

予選における審査方法は、自然体(リラックスポーズ)と、基本ポーズの審査となります。

出場選手がかなり多い大会になると、一次予選と二次予選が行われる場合があります。例えば出場選手が50人・入賞者12人の大会があった場合、一次予選で50人を20人に絞り、その20人を二次予選で12人に絞るといった形になります。

決勝・ファイナル

決勝とファイナルは同じ意味となります。

決勝では予選を通過出来た選手だけが登場します。決勝に残った選手は全員入賞が確定している選手たちです。
基本ポーズの審査も行われますが、審査の中心はフリーポーズとなります。

決勝では決勝で順位がつけられ、予選でつけられた順位と総合して最終的な順位が決められます。


ピックアップ

予選における最初の段階の審査で、決勝進出者(入賞確定者)を決定することをいいます。6位までが入賞の大会であれば、その6人を選ぶことです。ピックアップで人数が絞られた後に順位付けが行われます。

フリーポーズ

決勝戦において行われる審査で、選手が各自用意した音楽に合わせて自由にポーズを取っていきます。規定ポーズやオリジナルのポーズを交(まじ)えながら次々とポーズを変える様(さま)は、武道の演舞のようでもあります。

他の審査場面と違い、フリーポーズの時には舞台にその選手一人だけが登場し、会場中の注目が集まります。大会の華とも言える部分です。
一人に与えられている時間はJBBFでは1分、NBBFでは1分30秒、JPCでは2分くらいとなっています。

クラス別

体重別のことで、60kg以下の階級から始まり、65kg以下、70kg以下・・と5kgずつの階級に分かれています。
最重量のクラスは、その大会の出場選手の中で、一番重い選手が何kgかによって違ってきます。

オーバーオール

クラス別(体重別)の大会で、各階級の優勝者の中から更に優勝者を決めることをいいます。全ての階級の順位の発表が終わった後、それぞれの階級の優勝者だけを集めて一番最後に行われます。

クラス別の大会が行われた場合、オーバーオールに選ばれた選手がその大会の総合優勝者となります。

オーバーオールは、全てのクラス別の大会で行われるわけではなく、ない場合もあります。

比較審査

比較審査は、予選でも決勝でも行われる、審査方法の一つです。

審査員が、それぞれの審査をする過程において、「簡単には優劣がつけられないような同レベルの選手同士」を一組として、番号を指定して呼び出します。

選手全員がステージに登場して横に並んだ後、比較が始まります。
呼び出し方は、審査員が番号を書いた紙を司会者に渡して読み上げる場合もあれば、審査員がマイクを使って直接呼び出す場合もあります。

呼ばれた選手は前の方へと出ます。だいたい一度に3〜4人ずつが呼ばれます。彼らに並んでもらって基本ポーズをとってもらい、比較が始まります。

決勝戦での比較審査は順位を決めるための審査ですので、呼び出される選手は1位から3位候補の3人が呼ばれることもあれば、9位から12位候補の4人が呼ばれることもあります。予選の比較審査であれば、決勝進出なるかどうかのボーダーラインの選手同士が呼び出される場合が多くなります。

仮に「誰がどう見ても1位だろう」という飛び抜けた選手がいた場合、その選手は比較の対象がいないので、比較審査で呼び出されることはほとんどありません。その逆もそうです。呼び出されるのはあくまでも同レベルの選手同士です。

それぞれの審査員から出される比較の要求は、バラバラに、そして何度でも出されます。選手側からすれば、同じ選手が何度も呼び出されることがあります。

比較審査は、全ての審査員から比較の要求が出なくなるまで続けられます。コンテストにおける審査の中でも、かなり長い審査となります。

ファースト・コール

決勝戦での比較審査の時、一番始めに呼び出されるのは、優勝候補の選手たちです。だいたい3人から5人くらいが呼び出されます。
ファースト・コールで呼ばれた選手たちが優勝候補の筆頭ということになります。

進行の時間割

地方の大会では、ほとんどの場合、午前中に予選が行われ、昼休憩をはさんで午後から決勝が行われます。
予選の前には特別なセレモニーはなく、すぐに予選が開始されます。開会式は午後からの決勝の前に行われます。
一日に複数の大会を同じ会場で行う場合、午前中に全ての大会の予選を行い、午後から全ての大会の決勝を行います。

また、もう一つの進行パターンとして、午前中に一つの大会の予選から順位発表までを行って、その大会を完全に終了させ、午後からはまた別の大会を開催するという場合もあります。日本ボディビル選手権はこちらの形式で行われます。(午前中に全国高等学校と日本ジュニアを行い、いったん観客を全て出して、午後から日本選手権)

ポーズダウン

最後に順位が発表される時には、まず入賞確定者が全員ステージに登場し、表彰台の前に横一列に並びます。

司会者の「ポーズダウン」の掛け声の元、各選手がそれぞれバラバラに、次々とポーズをとっていきます。
そのポーズは特に定められたものがあるわけでも順番が決まっているわけでもなく、各選手が自由に行う、最後のパフォーマンスです。

その中において、順位が下位の選手から発表があり、名前を呼ばれた選手はポーズダウンを終了して表彰台の所定の位置に移動していきます。

並び順は以下のようになります。
             1位          
           2位            
              3位         
 12位  10位   8位 6位  4位       5位 7位  9位  11位 

順位が上であるほど、名前を呼ばれるのが後になりますから、長くポーズダウンを続けることになります。最後まで残った2人が1位・2位の選手で、この場合先に1位を発表する場合もあれば、順番通り2位から発表する場合もあります。

大会の種類

大会は、各都道府県を対象にしたものから全日本まで、いくつかの段階に分かれています。上の大会になるほど、これまでの実績が出場資格として必要になってきます。JBBFの大会では次のような形で大会が構成されています。年齢別の部門があるのは21歳以下と、40歳以上だけであり、その間の22歳から39歳までには年齢別の部門はなく、年齢無差別の大会のみが出場対象となります。

年齢も体重も無差別で行われる部門は、「総合」あるいは「一般の部」と表記されます。

範囲  条件   例  
全日本 無差別  日本ボディビル選手権  日本選手権は、毎年、ほぼ全ての地方大会やブロック大会が終了した後、最後に行われます。開催は10月です。

出場するには過去の実績が必要であり、例えばその年の日本クラス別で6位以内やジャパンオープンで6位以内、あるいはブロック大会で6位以内であることなど、いくつか条件があり、そのどれかに該当していないと出場出来ません。出場するだけでも大変な大会です。

日本ボディビル界の頂点に位置する大会であり、優勝者がミスター日本と呼ばれます。
無差別  ジャパンオープン  もう一つの全国大会であり、日本ボディビル選手権ほどの厳しい出場資格は定められていません。

JBBFの規定では「日本ボディビル選手権及びジャパンオープン選手権の優勝経験の無い者」を出場対象としています。

ですが、ジャパンを冠するだけあって、それ相応のレベルの選手のみが出場してきます。 
年齢別
体重別
身長別
 
日本クラス別
日本マスターズ
日本ジュニア
日本クラシック
全日本を対象にした体重別・年齢別・身長別の部門です。

その年の日本クラス別で、各階級6位以内は、日本ボディビル選手権の出場資格を得ることが出来ます。

また、その年の日本マスターズ、日本ジュニアでは3位以内が日本ボディビル選手権の出場資格を得ることが出来ます。

日本クラシックは、165cm以下級・170cm以下級・175cm以下級による身長別の大会で、その年の各クラス3位以内は日本ボディビル選手権の出場資格を得ることが出来ます。
 
ブロック(複数の県) 無差別 西日本ボディビル選手権 関西ブロックや九州ブロックよりも範囲の広がった、東海から沖縄までも対象とした広範囲に渡る、一段上のブロック大会です。 
無差別 関西ボディビル選手権
九州ボディビル選手権
「関西」や「九州」 など、単に範囲の名前だけがつけられている大会は、年齢も体重も無差別で行われる大会です。年齢別・体重別の大会よりも上のランクに位置します。
年齢別
体重別
関西マスターズ
関西クラス別
九州クラス別
中国四国ボディビル選手権
複数の県を対象にした年齢別・体重別の大会です。 マスターズは40歳以上の部門のことですが、ブロック大会になると、マスターズ40(40 -49歳)・50(50 - 59歳)、と10歳ごとに分かれてくる場合が多くなります。
中国四国大会はクラス別という表記にはなっていませんが、クラス別(体重別)に行われる大会です。
各都道府県 無差別 広島県ボディビル選手権  各都道府県ごとに行われる大会で、年齢も体重も無差別で行われます。大会名に、単に○○県としか表記がない場合は年齢も体重も無差別で行われるという意味になります。

広島県総合あるいは広島県一般と表記される場合もあります。
年齢別
体重別
福岡県クラス別
福岡県マスターズ
福岡県ジュニア
マスターズ(40歳以上の部門)は、どの都道府県にも設定されてありますが、クラス別(体重別)やジュニア(21歳以下)の部門があるのは福岡県や大阪府などの大都市だけで、地方の県には、県のクラス別や県のジュニアはありません。 
無差別 山口県 新人  初めて出場する人は、ほとんどの場合、各都道府県大会の新人部門からスタートします。県によっては「新人」ではなく「ルーキーズ」と表記している県もあります。JPCでは「ノービス」の部門が新人戦の部門になります。
新人は新人部門しか出られないというわけではなく、県大会にも同時に出場する選手もいます。


日本ボディビル選手権出場資格

JBBFの規定によれば、日本国籍を有し、以下のいずれかの条件に該当し、本連盟が出場を認めた者を出場者資格を有する者として認定しています。

(1)その年度の大会において

日本クラス別選手権の各クラス6位以内。
ジャパンオープン6位以内。
日本女子チャレンジカップ6位以内。
ブロック選手権及び社会人選手権の一般の部6位以内。
大阪選手権一般の部6位以内。

日本ジュニア及び日本マスターズ3位以内。
日本クラシック選手権の各クラス3位以内。
ブロックのクラス別選手権3位以内。
地方連盟選手権の一般の部3位以内。
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(2))過去の大会において以下の成績をおさめた選手で、地方連盟が推薦し、本連盟が承認した選手。

日本ボディビル選手権で12位以内。
日本クラス別選手権の各クラス優勝者。
ジャパンオープン選手権の優勝者。
日本マスターズ選手権の優勝者。
日本クラッシック選手権の各クラス優勝者。
東日本選手権、西日本選手権、ブロック選手権、ブロックのクラス別選手権、社会人選手権、地方連盟選手権の一般の部の優勝者。




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